第五回の5 「どうやって」SPイベント?
私が、社会人になった1984年当時、まだバブルといわれた時代、その頃新入社員がやらされたことといえば、一日中「いらっしゃいませ!」「タイムサービース!!」の連呼です。
むやみやたらと声を出して、通りかかるお客さんに呼びかけることでした。
催物場などでは、みんなでハンドマイクでがなり立てあって、「こっちがやすい、こっちにおいで!!」とやります。
商品がどうのとか、どのお客さんにとか、全く考えもなし。まさに闇雲の世界。
これでいいのか?大学は出たけれど・・・こんなことをしていていいのか?と考えたものでした。
でも、少しは考えたこともあります。
お客さんの視線を集める効果的な商品の差し出し方とか、適当な音量とか、うまい誘い文句とか・・・・。お客さんの気を引くにはどうしたらいいのかと考えたものです。
これが大切だと分かったのは、その数年後、ある程度の宣伝費を預けられて、店頭のイベントなどを企画・運営をしていた時です。
夏は、『七夕の短冊飾り』の参加型イベント
秋は 地方物産展のPR目的の『和太鼓のパフォーマンス』
クリスマスは『アカペラコンサート』
お正月は『振舞い酒』と『店頭落語』・・・・『お囃子』もやりました。
春は京都の『桜踊り』もやりましたし、春休みは『人気キャラクターの着ぐるみショー』もやりました。
SPイベントについては、いろんな方法がありますが、例えば風船配りにしても、店頭のミニコンサートにしても「いかにしてお客さんの視線を集めるか?」「いかにしてお客さんを立ち止まらせるか?」と言ったポイントで組み立てることが大事です。
風船配りも、抽選会も、ミニコンサートも、ピエロのパフォーマンスも、全て、「何を」「誰に」売るのか?それを「いつ」「どこで」売るときは、「どうやったら」一番売れるのかと言った目的を
考えて、最適なSPイベントを組み立てることが大切です。
意味もなく、SPイベントを実施することだけを目的にして、イベント開催をしても、販売促進と言う結果に繋がらないものです。
売りたいものの「対象顧客層」が関心を持ち、「見て特をした」「聞いて特をした、ためになった」といってもらえるようなイベントを組むこと=マーケティング、セールスプロモーションの原点を見失わないで企画しましょう。
企画を立てたら、しっかりと広報・宣伝して、せっかくのイベントがお客様を呼んできてもらえるようにしたいものです。
次回は、最終回「広報・宣伝」媒体について・・・これは数回に分けてご案内することになるかも知れません。
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