第三回:バブルがもたらしたモノ
私が、社会人として、某大手小売業の会社の一社員だった頃、当時はあまり実感できなかったのですが、「バブル」と呼ばれた時代がやってきて、あえなく崩壊し、その後、実感できるほどの不況がやってきました。
こんなはずではなかったに設備投資の回収に苦しみ、東南アジアに求めた数箇所の海外店舗の閉鎖を余儀なくされました。
私は、このバブル崩壊の時代にある店の宣伝部門の責任者をやっていましたから、毎年毎年宣伝費が削減され、チラシをつくるにも、イベントを行うにも厳しい縮小型予算を執行していかなくてはなりませんでした。
そもそも、バブルとはいったいどういうもので、その崩壊が意味するものがどういうものなのか?いまさら聞けないようなことをおさらいしてみましょう。
「バブル経済(バブルけいざい)とは、実体経済の経済成長以上に資産価値が上昇し、維持可能性を喪失している状態で、投機によって支えられた経済活動であると言える。通常、バブル経済においては、資産価値の上昇を背景にして、活発な投資・消費が行われ実体経済も活性化する。しかし、この活性化は資産価値上昇を合理化するほどの水準にはならない。
日本では1980年代後半からのバブル景気が代表的であるが、世界的には金融資産が増えた近代から頻繁に見られている現象である。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』・・・・このように記載されています。
さて、今日、起業しようとする人たちは、このバブルの時代をどう理解し、どういった利用をすべきなのでしょうか?
まず、キャッシュフローを何かの投機的商品に投資して、「戦う財務」というようなことは考えない。
本業で手堅く稼ぐようにするということでしょう。
それから、守りを固めるという視点では、投資の回収にかかる時間、金額の見通しを硬めに考えるということだと思います。せっかく新しい商品(プロダクト)の開発に成功しても、日進月歩で技術が進歩することをよく考えて機械設備などの投資の判断をしなくてはならないということもあります。
そして、何より一番当たり前で尚且つ忘れてしまいがちなバブル時代と現在の違いは、当時は「誰でも」「何でも」買ってくれた。新商品の開発にしても、新サービスの提供にしても、「誰が」買ってくるれのか?を考えなくても誰かが買ってくれた。
しかし、今はそうは行かない。すべての発想を「誰が」買ってくれるのか?という基本の認識を忘れず、その「誰か」に、起業するあなたのメッセージがストレートに伝わっていないと「売れる」という結果が伴わないということです。
甘くないですね?でもこれが普通なのではないでしょうか?
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