テナントの宣伝
テナントビルなどの商業集積を経営する場合、ビル全体に集客を図るように宣伝するのはオーナー、デベロッパー側の責任ですが、テナントさんも独自に宣伝をうち、集客する努力をしてもらわなければなりません。
具体的には、チラシを撒いたり、DMを打って購買実績のあるお客様とのコミニケーションを図ってもらうことも、テナントの仕事です。
また、集客されたお客様に商品を買っていただくための宣伝としては、テナントごとの装飾やPOPなどもテナント側でしっかりと施し、魅力的で買いやすい売場を構築してもらう必要があります。
この時、オーナー、デベロッパー側はテナントに対し、圧力的に何かの宣伝策を強要することはできません。あくまでもテナント側の販促費でなされるからです。
ですから、テナント側が独自の宣伝方法でオーナー、デベロッパー側の意見や思惑に従わず、いらいらさせられることがあるのも事実です。
また、オーナー、デベロッパー側は、全館共通チラシや全館共通装飾などを行うために毎月、一定額の「共通販促費」を徴収することもあります。オーナー、デベロッパー側は、この共通販促費を言ってみれば商店街の会費のように管理し、しっかりと収支報告を行えるようにしながら、集客のために上手に使わなくてはなりません。
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