先日、ペルセウス流星群について、そして私のプラネタリウム関係の思い出を書いたことがありましたが、そういった関連でもうひとつの思い出。
それは1994年の7月のことでした。
木星に彗星が衝突すると言う、天文ファンには驚くような事実があったのです。
当時、プラネタリウムを担当していた私は、プラネタリウムを設置していた町田の百貨店の屋上で、「木星を見る観望会」を催しました。
私は、その頃の騒がれ方からして、望遠鏡で木星を見れば、彗星が衝突する様子を見ることが出来ると思い込み、そういった告知を百貨店のチラシに載せたんでが、当日になってプラネタリウムの担当者は、「それは見えませんよ。『彗星が衝突する木星を見よう』って言うだけで、彗星が衝突する様子なんで望遠鏡でも見えません」って言うんですね。
それでは集まってくるお客さんを騙すようなものではありませんか?困りました。青くなって。どうしたものか??と考えたものです。
しかしどうにも仕方がありません。
望遠鏡を覗いてもらって、「見えませんね」って誤魔化すしかないかと思って、夕暮れを待ちました。
夕暮れ、百貨店の屋上にはたくさんの人が・・・・すごい人の数・・・・大変だ、暴動が起きそう・・・・どうしよう??
ところが、見えたしまったのです。木星にシューメーカーレビ彗星がぶつかって大きな黒い衝突痕が見えているのです。
これには天文の専門家も驚いたようです。私はほっとしました。お客さんは感動していました。
1994年の7月、この時の思い出は決して忘れることがないでしょう。
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