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2008年8月16日 (土)

由布院の道の駅

九州の大分、温泉の数で日本一なのは別府温泉だそうですが、この別府から数十キロ離れた山奥の静かなところに由布院温泉があります。開発は別府からはるかに遅く、おしゃれな旅館やお買物のための町並みが出来上がったのもここ数年といった街です。

「東の軽井沢、西の湯布院」といわれるそうで、女性に人気があります。同じ温泉の町でも、歓楽街が多く、夜ににぎわいをみせる別府市とは対照的な印象です。

この由布院の、国道210号、大分自動車道湯布院インター、県道別府一の宮線の合流地点、悠然とそびえる由布岳を望む、観光地湯布院の玄関口には「道の駅ゆふいん」があります。Img_1042

この「道の駅ゆふいん」のホームページによれば、・・・「道の駅ゆふいんのイチオシは、駅内の情報施設『情報発信ステーション』です。湯布院町の文化や歴史、観光名所や交通情報を紹介するこの施設は、“観光地湯布院”の玄関口としてお気軽にご利用いただけます。年間約400万人が訪れる道の駅ゆふいんは道路交通の要所として多くのお客様が利用しております。」と記載してあります。

この「道の駅ゆふいん」、国土交通省が道路作りの際、同じタイミングで設計されたようで道路からのアクセスも非常によく、また道路からの誘導看板も非常にわかりやすく自然に引き寄せられます。約50台の駐車場には身障者専用の駐車スペースも有ります。トイレも大きく、清潔で使いやすかったです。

さて、この「道の駅ゆふいん」内には地元の農産物の直売コーナーや「お土産」販売のショップ、軽食レストランも完備されていました。これが素晴らしく魅力的です。Img_1043
新鮮で安心な地元の野菜、またそれを使った鶏飯、高菜めし、鶏のナンコツなどの軽食はトイレに立ち寄っただけの通りがかりの人でも思わず買ってしまいそうな魅力がありました。

「お土産コーナー」では大分の焼酎や地元産の漬物などがずらっと揃っていてここもなかなか離れられない魅力がありました。

年商は約3億5千万円だそうです。日商100万円ということですね?細かい単価の小さなものを販売していますから、仮に販売単価が1,000円だとして、一日に1,000アイテムの商品を販売していることになります。営業時間が10時からの8時間ですから、一時間当たり125アイテム、一分に2アイテム・・・・ほとんどひっきりなしの大忙しということになります。Img_1044

この「道の駅ゆふいん」、開設当初は国土交通省が助成し、そして大分県が管理していたそうですが、現在は、地元の有限会社が「指定管理者」ということで運営を任されているそうです。

湘南藤沢でもこういった施設は作って、そして上手に運営することが出来るような気がします。

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