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2010年8月13日 (金)

地域活性化のための障害

最近出会った起業家の多くが「地域密着」、「地域の活性化に貢献したい」といったことを標榜する。

私もそれを掲げている。

地域のために役に立ち感謝される・・・・そのことはとても意義あることだし、そうありたい。

しかし実態は、単なる職住接近だったりする場合も少なくない

地域密着・・・言葉にするほど簡単なことではない。

ある一定のエリアにおいて商品やサービスが圧倒的な指示を得られる状態を作り上げること。
市場占有率の問題だ。
従って、競合他社との差別化が出来ていて優位な状態でなくてはならない。

単純に、狭いエリアでビジネスをすればいいというわけではないのである。

次に「地域活性化に貢献」・・・だが、これは簡単ではない。

相当な影響力を持ったビジネスでその地域の消費経済に変化をもたらすほどの変革をもたらさなければ、「地域活性化」は出来ないといっていい。

それには1社または1店舗の努力だけではままならない。

商店街ぐるみ、または行政を巻き込んだ大手企業の誘致なども必要だ。

しかし、起業家が起業したての立場でそれを説いても誰も聞いてはくれないのである。

世の中は実績主義、実績のないものは発言力がない。これは事実である。起業家などという実績のない連中には発言力などないのである。

市や町、村といった単位でそれえぞれの役所が担当部門を作って商工業の活性化について融資やら助成などの活性化策を講じているだろう。しかし、彼らには街の将来をデザインする頭脳も興味も持ち合わせていない。

街の商工業の活性化策は、その街の商工業を長く、それなりに大きな規模で経営している地元企業の経営者たちが、商工会議所、商工会を組織し、そこで語られる場合が少なくない。

この中には、大所高所から物事を見極め、スケールの大きな街づくりを語る人もいる。さすがに経営者、しかもそれなりの規模の会社を長く経営していらっしゃるのだから説得力も充分だ。

しかし、そうでもない人も時々いる。狭い地元のエリアで競争にさらされることも少なく、あるいはその競争に参入せず、負け組みを自覚することすらしていない人たち・・・こういう人が街の商工業社の中で依然として強い発言力を持っているなら街の活性化はままならない。

前者と後者の見極めが大事である。

私の場合は、大所高所から物事を見極め、着実にかつ、市場占有率高く自社の経営をされつつ、政治家や行政担当者(役人)と上手に付き合っている人たちを知っているし、その人たちに可愛がってもらっている。

まずは、そういった彼らのために何かのアクションを起こし、彼らを通して意見を上げて自己実現に近づくことが肝要だ。

狭い地域の知名度を上げることも努力せず、他のエリアから参入される大手企業の影響下で商売が細る一方、その原因を世相や政治に求めるのみの人たちに何を言っても始まらない。

刻々と変わっていく流行、トレンドをしっかりと認識する努力をし、対応する行動力を持たない経営者こそが地域活性化の敵である。

意外に中心市街地商店街の幹部にそういう人が少なくない。それでは商店街が活性化することはないといっていい。

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