今日の夜はファシリテーションについてお話をします。
独立行政法人雇用能力開発機構神奈川センターさんからのお仕事で・・・来年もあるかどうかは不透明なお仕事で・・・、まあ、そんなことを考えずに今日も精一杯お話したいと思います。
ファシリテーション・・・お分かりでしょうか?この言葉自体は聞いたことはあろうかと思います。
人々の活動が円滑に進むように支援し、うまくことが運ぶようにすることをファシリテーションと言います。
facilitationという英語は「促進する」「容易にする」「円滑にする」などの日本語に訳されております。
会社などの組織で会議が行われる際、なかなか意見が出て来なかったり、出てくる意見がばらばらでなかなか調整が出来なかったりと組織全体を一つの方向にまとめていくことが難しいことがよくあろうかと思います。
トップダウンの命令で、その命令に対して納得と理解がされていないような場合、往々にしてそんなことがあるのかと思います。
ファシリテーション術を使った会議では、会議参加者がお互いにしっかりと意見を言い合い、理解し、そしてファシリテーターによる導きで全員が納得し、能動的にその気になり、組織全体が一つの方向に向かって進むようになって行きます。
従って、ファシリテーションを使った会議は組織のトップやリーダーとなる格上の人物が司会進行する訳ではなく、ファシリテーターと言う立場を理解した人間が格上の人物の話を聞いたり、格下の人物の意見を引き出したり、幅広い意見を集め、そして進むべき方向性を示しながら進行して行きます。
会議の目的をはっきりと示し、途中途中でもその方向性を示し、時には議論を修正して行きますが、一方的に会議を仕切って、結論を押しつけることはしないのがファシリテーターの役割です。
だから、出て来た結果に対して全員が納得し、そして、会議後の取り組みが積極的で自主的なものになって行くのです。
さて、ファシリテーターは、まず、上手に人の話を聴かなくてはなりません。
そのためにはまず、誰もが話をしたくなるような雰囲気を演出し、しっかりと視線を合わせて話をします。
そして、聴いている人達に自由闊達な意見を出してもらうのですが、この時、しっかりと聴きとる技術も大切な要素です。
目を見ながら上手にうなずき、相槌を打って、聴いていること示す、時に反芻し、時に質問して上手に会話を進めます。もちろん、メモをとったり、記録係がしっかりとそれをまとめ、一方でタイムキーパーがしっかりと時間を管理し、限られた時間の中で目的の定まった議論を行って行くのです。
まあ、こうして自由闊達な意見を引き出す方法として、ブレーンストーミングとかKJ法とか、マトリックス法などがあるのですが・・・今夜と来週の講義ではそういった具体的な方法も体験してもらおうと考えているのです。
今夜は60名強の方が参加申込みをされているそうで・・・多くの方に私の話が理解され、そしていろんな会社や組織で役立ててもらえたら嬉しい限りです。
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