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2011年10月27日 (木)

北杜夫さんの死と重松清さんの本

北杜夫さんが亡くなった。

特別好きな訳ではないが、子供のころ、育った家に北杜夫さんの本が並んでいたことを思い出す。

死んだ父が好きだったんのかも知れない。

お父様が斎藤茂吉さんであって、文学史の教科書にも載っていて、このお二人の名前はよく記憶している。

昨夜の夜9時のNHKのニュースは3人のキャスターが「好きな作家がいるって素敵ですよね?」というコメントで終わった。

私はさほど熱心な読書家ではないが、「まあ、そうだよなあ、好きな作家について語れるくらいに本は読んでおきたいものだなあ」と思った。

ここ数日、重松清さんの本を読み漁っている。

と言っても、3冊・・・でも4日で3冊だけど、私にしては急ピッチで進んでいると言っていい。

みな死を題材にした優しさにあふれる作品だ。

読んでいて涙が出てしまう。

電車の中では恥ずかしくて読めない。

昨日はお風呂の中で号泣してしまった。

「ポニーテール」という今年の夏の新刊の本だった。

「死」を考えると、「思い残し」だとか「後悔」だとかの感情が付いて回ることがあるだろう。

また、二度と会えない「切なさ」も思う。

親との死別は順番であって仕方がない・・・しかし、「思い残したこと」「その関係性の後悔」を考えて、取り返しがつかない連続性の切断があることを感じた時、何とも言えない「切なさ」を感じるのだろう。

現存する親とはいい関係で終わりたいと思う。

こども以下の世代とも、理解される関係で先に旅立ちたいと思う。

昨日と今日、新ためてそう思った。

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