宝蔵院の住職の他者差別化
昨日は、戸塚にある真言宗のお寺「宝蔵院」のご住職にホームページの掲載内容の打合せに伺って来ました。
こちらのホームページ、「お寺らしくない・・・」「幸せになるような」といったご希望でいろいろとご注文をいただき、私どもも昨年、苦心をして制作したのですが、さらに修正すべきこと、掲載したいことがあるとのことでお話をお聞きしに行ったものです。
その場でご住職である塩沢氏が語ったことは彼の独自の考え方であり、多くの人に知ってもらいたいことでした。
彼は、多くの他の僧侶と言う人たちと全く違う生き方をして行きたいそうなのです。
それは、
1.住職は世襲をするべきではない。世襲をするつもりはない。
2.住職は定年制であるべきだ。自分は一定年齢になったら引退してどこかのお寺の檀家になる。
3.住職の収入は檀家の役員に年間収支決算を諮り、檀家の役員に決めてもらう。
4.宗教法人として、各種税金の支払いを、何をどれだけ支払っているのか明確に公開したい。
5.お寺の土地、建物は檀家から預っているだけで住職のものではない。そこには住まないし、住むための住居も持つべきではない。
こういったことをホームページ上で公言したいそうなのです。
私はお聞きしました。
「こんなことを公言したらお坊さん仲間から嫌われませんか?」
「宗教の世界って年齢とか経験とか、上下関係が厳しくて、長老が権力を持っているのではないのですか?」
こういった質問に彼はこう答えました。
「気に入られようと思っていませんし、理解してくれない人に理解してもらう必要はありません。」
「収入やお金の使い方が不明確で尊敬できない住職仲間もたくさんいるけど、そういった人たちと一緒に思われたくない。」
「今のままの寺社のあり方では若い人は誰もついてこない、旧態然としたお寺の運営をしていては日本のお寺は存続して行けない。」
などと、はっきりと答えてくれるのです。
なかなか素敵です。
ここまで明確に、男らしく語っていただけると、「是非とも協力したい」「この人の考え方、生き方を多くの人に知ってもらいたい。」と強く思う私なのでした。
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