2010年2月18日 (木)

商店街の活性化のために行政がすべきこと

士農工商」と言いましたね?

江戸時代の身分制度。

今ではどうでしょう?

消費経済は商人が握っていますね?

しかしながら、行政、政治家は「商」を重んじない。まあ、もともとやや軽く考えているから勉強もしていない。

日本の中央の大手企業または日経連、経団連などは政治家、行政府からも一目置かれているかとは思いますが、市町村レベルでは地元の中小企業や商店主などは重く見られていないように思います。

確かに、市町村単位で見れば、すごい腕の商人、ビジネスマンが少ないというのも事実なのかも知れません。

また、中小企業や個人商店の商店主の勉強量の少なさも大きな問題ですね?

老害・・・も見られます。

そんな中で、地元の駅前商店街を何とかしたいと政治家や行政マンは思うのですが、くだらないアイディアが多くていけません。

■共通商品券・・・イマイチです。

■共通包装紙・・・まったく論外。

■お祭り、イベント・・・・その日だけの一過性のものに過ぎません。

そもそも消費の人口を増やさなければ購買力は増えません。

●住む人を増やすこと。
 ・高層集合住宅の建設許可
 ・道路など交通インフラの整備

●流動人口を増やすこと。
 ・人の流れを作る商業施設または文化施設、または企業の誘致
 ・観光客を増やす

こういった方向性で商店街の関係者と話し合い、一方で、商店街の商店主にマーケティングを教えてあげないといけません。

●品揃えは間違っていないのか?
 ~何が流行っているのか?

●宣伝方法は間違っていないのか?
 ~何もしないで「お客が来ない」と嘆いていないか??

●顧客管理は出来ているのか?
 
~誰がいつ、何を買ったかが記録されていて、店主の頭に入っているのか?

●そもそも、店の清潔感や装飾、自分自身の身なりや接客態度がプロレベルに達しているのか?

このあたりをしっかりと指導しなければ商店街はなくても構わない存在になってしまうのです。

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2010年2月17日 (水)

渡良瀬橋という歌がありました

先日、第二のホームグランドともいうべき栃木県の足利にいって来ました。

足利商工会議所のセミナー講師のお仕事です。

Sensei

足利では、いつも、多くの皆さんが熱心に集まってくださいます。

夕方、終わった後、暮れていく渡良瀬橋で写真を撮りました。

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森高千里のうたった「渡良瀬橋」です。

Photo

高校生が自転車に乗って行き来します。青春ですよね?

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今月は23日にももう一度、足利に伺って数件の打合せやコンサルティングをする予定です。

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2010年2月16日 (火)

わくわく市の課題点

さて、昨日の続き、神奈川県の高座郡寒川町のJAの商業施設「わくわく市」はまだまだ伸びシロがあるという話の続きです。

私が見る限り、まだ、改善点はたくさんありそうです。

●加工食品のバラエティが少ない。
 ~地元の企業が参入してきて加工食品を展開していけば面白いことになります。
 ※なんどき牧場が参入してきてドレッシングを販売しています。とてもいいことですね?
   主婦の手が伸びやすい「ちょっと贅沢」な商品です。消費意欲を喚起します。

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酒類がまったくない。
 ~自家需要、ギフト需要、お土産需要・・・いずれにしても酒類は必要とされるカテゴリーです。

●水産物がないに等しい
 ~催し物的に業者を呼んで屋外で販売することがあるが、本格的な売場はない。

●野菜の生産農家さんは、販売をパフォーマンスしていない。
 ~商品を売場に並べる際の「呼び声」や「笑顔」、「商品説明」などどうせならあの時にちょっと語ればお客様が集まってきてどんどん持っていくだろう・・・ということをご存知ではない。それを誰も知らないし、指導もしない。

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JAがやっているのですから仕方がない問題ばかりですが、ようするにJAの商業施設では「道の駅」的なものは出来ないのです。

まあ、わくわく市はそんなものは目指していないのでしょうから、それは余計な御世話だとして、藤沢市で作ろうとしている「海の駅」はもっと楽しく、観光客も地元住民も集められる商業施設にしたいものです。

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2010年2月15日 (月)

寒川のわいわい市はなぜ、賑わうのか?

こちらは神奈川県の湘南と呼ばれている藤沢からこのブログを配信しております。

さて、藤沢の隣町に寒川町という町があります。

茅ヶ崎の北で農地と工場がたくさんある場所です。観光地ではありません。

ここにJA相模が運営する「わいわい市場」なる商業施設があります。

開設当初の目論見を上回る売上で地元の皆さんに喜ばれているそうです。

JA=農協さんの施設なので、周辺の農家さんが直接、自分の収穫を売りにきます。

ですから新鮮ではありますし、かなりお手頃価格でもあります。

さて、この施設がなぜ、地元の皆さんに好評で売れているのか???小売業出身のコンサルタントとして分析してみたいと思います。

こういうのって、意外と素人さんには解らないのだと思います。いわんや政治家や行政の皆さんにはお解りになりますまい・・・。

●適度な広さがあり、「何を買おうか?迷う楽しさ」が演出できる。

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●並んでいる野菜に「とれたて新鮮」だという付加価値を感じられる。

●生産者の名前、思いがPOPで表現されている。

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●農家さんが自ら商品を追加していてこれにより賑わいが生まれ消費意欲が増す。

●駐車場が広く、地上に隣接している。Parking

●「市場」というネーミングに「賑わい感」がある。

などと書きあげてみると、JAとしては予期していなかった、複合的な良さが消費者の「買いたい気持ち」を刺激しているのではないかと思います。

予期していなかったという表現は抵抗がある方もいらっしゃるかも知れませんが、おそらく「たまたまヒットしてしまった」部分は多少なりともあるのではないかと思います。

そもそも、現代の消費者はこの大不況、デフレ下にあっても消費したい気持ちが根底にあって、そこに気分が乗ってしまえば必要以上の消費をしてしまうものです。このつぼを刺激してあげれば売上は上がります。

さて、この「わいわい市」、たまたまそのつぼを押しているのでしょう。

でも、実は私の目には決して百点満点ではありません。もっとこうすればいいのに・・・・、こうすればもっと売れるのに・・・と思う部分は明日のこのブログでご披露いたしたいと思います。

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2010年2月13日 (土)

鎌倉の腰越にワカメが干される季節

立春が過ぎて、なんだかとっても暖かい日もあれば、逆戻りで凄い寒さが来たり、なかなか安定しないこの季節ですが、海の中は着実に春になっているようです。

毎年、この季節になるとワカメが干されます。

場所は鎌倉市の西のはずれ、藤沢市と境になる腰越の海岸です。

Koshigoe_2 

源義経が平家を滅ぼして帰ってきたものの、兄頼朝に疑いをかけられ鎌倉入りを許されず足止めを食らった場所でもあります。

従って当時は鎌倉とは呼ばれなかったのでしょう。

江の島を見渡せる場所です。

さて、この腰越のワカメ、風味、歯ごたえ・・・・絶品です。

シラス漁が禁漁になっているこの季節、このあたりの漁師さんはこのワカメで春を待ち、そしてあと一カ月3月10日からいよいよシラス漁に出て行きます。

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2008年8月21日 (木)

ふるさと市場R213

Hurusatoichibar213 大分空港へ向かう国道213号線沿いに「ふるさと市場R213」と言う里の駅があります。

そもそも、大分空港へ向かうには別のバイパスが整備されてしまっていますからこの国道213号線は交通量が少なく、ご覧の通り、16時頃だというのにこの日のこの商業施設の駐車場には一台の車も停まっていません。おそらく、バイパスが後から出来て、 見込み外れになってしまったのでしょう。

もともと見込んでいた交通量や来店客が得られなくなってしまえば、事業の見直しが行なわれるのが普通です。Hurusatoichibar213_1

ところが、こちらの商業施設は日曜日毎に行なわれる「朝市」が大賑わい、駐車場も満車になるそうです。 大分や別府の消費者が地元の農水産物を求めに来るのだそうです。

私が見に行ったこの日のこの時間帯で来店客は3組のみ、観光客が土産物を買いに来る様子は見られません。

年間売上は3,000万円くらいと言うことです。

地元の消費者が重宝がって買ってくれる地元の産品と観光客が買って帰る土産物がバランス良く売れるようになっている必要があるのですね?

Hurusatoichibar213_2Hurusatoichibar213_3

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2008年8月19日 (火)

杵築という街に「ふるさと産業館」

大分、別府から大分空港へ向かう国道沿いの杵築という街があります。「きつき」と読みます。この杵築という街、戦国時代から江戸時代には杵築城というお城があって、今でも「ちょっとした」観光スポットとなっています。「ちょっとした」と言うのは、さほど大きくて有名なお城ではなく、そのため毎日多くの人が訪れるほどのものではなく、中途半端な観光地といった印象です。大分には別府や湯布院、国東半島など訪れるべき観光地が多数ありますから仕方がないかも知れません。

この杵築城のそばに「ふるさと産業館」という里の駅があります。Sangyokan「里の駅」というのは、大分県が独自に「農山漁村地域の豊かな資源、育まれた文化等の特性を活かした都市と
ムラとの交流を深めるための施設を「里めぐりの拠点…里の駅」として選定」しているものです。Sangyokan_3

「道の駅」と違って 国道沿いの入りやすい場所にあるわけではなく、また、道路沿いの表示看板も少ないのでやや探しにくいのが現実です。

入ってすぐの場所に観光案内所がありますが、この日は無人でした。Sangyokan_2

さて、問題は品揃えなのですが、観光土産品が中心です。お店の方に伺ったところ、すぐ近くにJAがあって農産物はそこで直売されているとのことで、この「ふるさと産業館」には漬物や箱菓子、酒(焼酎)など観光客がお土産に買って帰るものしか並んでおらず、生鮮食品が並んでいません。Sangyokan_1

日商は10万円前後、年商でも3,000万円といったところではないでしょうか?人件費を考えるとかなり厳しい運営と言わざるを得ないかと思います。

「農産物が並ぶと地元の人たちも買物に来て、もっと賑わうのだけれど・・・・」とお店の方はつぶやいていらっしゃいました。

湯布院の「道の駅」に見られるような地元の新鮮野菜の生産者直売はやはり魅力的です。

また、国道からちょっと離れた場所にあるのも残念です。

「道の駅」と「里の駅」の違いが垣間見られました。

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2008年8月17日 (日)

佐賀関の道の駅

大分県の東の方、別府や大分から西に向かった方向に、関サバ、関アジで有名な佐賀関と言う場所があります。

ここに「道の駅」がありました。Saganoseki_1

数キロ前から大きな誘導看板(交通標識)があり、国道沿いからすんなりと入れる誘導になっています。大き目の駐車場と清潔なトイレがあり、さらに海を臨む展望台も用意してあります。通常の商業施設ですとそういったものは後回し、優先順位が低いものになるでしょう。Saganoseki_3 Saganoseki_4

「道の駅」の特徴である非商業スペースが優先されていることが明確です。

農産物の販売は大したスペースを取っていません。関サバ、関アジは真空パックの冷凍物が販売されていますが、さほど真剣に稼ごうと言った気合は感じられません。Saganoseki_5

飲食スペースには名物の関サバ、関アジ定食を食べに来た人たちで賑わっていました。 Saganoseki_6

商業施設での売上をもっと真剣に高めようと考えるならばやるべきことはたくさんありそうです。いずれにしても、国土交通省が作ってくれた施設で、立地や誘導看板的な広告物は圧倒的に有利な状況下で、商売の方は気持ちに余裕を持って「のんびり」やっているように見うからえます。 Saganoseki_2

完全な民間施設であればこうは行かないでしょう。

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2008年8月16日 (土)

由布院の道の駅

九州の大分、温泉の数で日本一なのは別府温泉だそうですが、この別府から数十キロ離れた山奥の静かなところに由布院温泉があります。開発は別府からはるかに遅く、おしゃれな旅館やお買物のための町並みが出来上がったのもここ数年といった街です。

「東の軽井沢、西の湯布院」といわれるそうで、女性に人気があります。同じ温泉の町でも、歓楽街が多く、夜ににぎわいをみせる別府市とは対照的な印象です。

この由布院の、国道210号、大分自動車道湯布院インター、県道別府一の宮線の合流地点、悠然とそびえる由布岳を望む、観光地湯布院の玄関口には「道の駅ゆふいん」があります。Img_1042

この「道の駅ゆふいん」のホームページによれば、・・・「道の駅ゆふいんのイチオシは、駅内の情報施設『情報発信ステーション』です。湯布院町の文化や歴史、観光名所や交通情報を紹介するこの施設は、“観光地湯布院”の玄関口としてお気軽にご利用いただけます。年間約400万人が訪れる道の駅ゆふいんは道路交通の要所として多くのお客様が利用しております。」と記載してあります。

この「道の駅ゆふいん」、国土交通省が道路作りの際、同じタイミングで設計されたようで道路からのアクセスも非常によく、また道路からの誘導看板も非常にわかりやすく自然に引き寄せられます。約50台の駐車場には身障者専用の駐車スペースも有ります。トイレも大きく、清潔で使いやすかったです。

さて、この「道の駅ゆふいん」内には地元の農産物の直売コーナーや「お土産」販売のショップ、軽食レストランも完備されていました。これが素晴らしく魅力的です。Img_1043
新鮮で安心な地元の野菜、またそれを使った鶏飯、高菜めし、鶏のナンコツなどの軽食はトイレに立ち寄っただけの通りがかりの人でも思わず買ってしまいそうな魅力がありました。

「お土産コーナー」では大分の焼酎や地元産の漬物などがずらっと揃っていてここもなかなか離れられない魅力がありました。

年商は約3億5千万円だそうです。日商100万円ということですね?細かい単価の小さなものを販売していますから、仮に販売単価が1,000円だとして、一日に1,000アイテムの商品を販売していることになります。営業時間が10時からの8時間ですから、一時間当たり125アイテム、一分に2アイテム・・・・ほとんどひっきりなしの大忙しということになります。Img_1044

この「道の駅ゆふいん」、開設当初は国土交通省が助成し、そして大分県が管理していたそうですが、現在は、地元の有限会社が「指定管理者」ということで運営を任されているそうです。

湘南藤沢でもこういった施設は作って、そして上手に運営することが出来るような気がします。

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2008年8月15日 (金)

大分には「里の駅」

[「道の駅」のようなもので、「道の駅」のように国の予算を使わず、地方自治体が独自にこういった取組みをすることもあるようです。

大分県には「里の駅」という施設があります。

大分県のホームページによると・・・・「大分県では、潤いのある暮らしや自然への関心の高まり等「モノの豊かさ」から「心の豊かさ」へと人々の意識が変化するなかで、農山漁村地域の豊かな資源、育まれた文化等の特性を活かした都市とムラとの交流を深めるための施設を「里めぐりの拠点…里の駅」として選定しています。 」と書いてあります。

 さらに、・・・・・・・・「里の駅は、市町村や公共的団体が設置する既存のふるさとを代表する各種の施設(温泉や宿泊施設、農林産物直売所など)で、次のような要件を満たすものです。
 ・地域において「里めぐりの拠点」となりうる位置であること
 ・駐車場、トイレがあり、日中利用できること
 ・地域の観光や特産品等の情報提供ができること 

「道の駅」は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして、「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設であるのに対し、
「里の駅」は上記のように里めぐりの拠点として地域の活性化を図ることを目的とした、大分県独自の交流拠点施設です。」と解説してあります。

「里めぐりの拠点」という言葉は新しい観光地化と置き換えても構わないのかとも思います。いずれにしても、イメージとしては道の駅のミニ版、エコノミー版といった感じです。

おそらく、国=国土交通省への申請や助成の認可を待たずに創設できるという点で、地方自治体が独自に作った施設なのでしょう。

こういった取組みを国の助成を来たいせずに独自に行なうことは素晴らしいことのように思えます。

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